緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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54:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:51:03.29 ID:rQmaNOpb0
(お、終わった、かも……)


もう何をしても無駄な抵抗にしかならないと悟ったちひろは全てを諦めた。


もうこうなった以上、成り行きに任せるしか無かった。


「ちひろさん……これ、どこで?」


ちひろにお守り袋を見せながら、Pは尋ねてくる。


その表情は普段と何ら変わりないが、内心はどう思っているかなんて、ちひろには分かったものではなかった。


「えっと……その……す、すみません!」


だからこそ、ちひろはそれはもう全力で、机に頭をぶつけるのではないかという位に頭を下げて謝った。





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