緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
1- 20
22:名無しNIPPER[saga]
2019/02/26(火) 13:33:27.69 ID:gvuc/soJ0
しかし、以前にPから話を聞いた時には、没頭している趣味もそんなに無いと言っていた。


それに付き合っている彼女もいないと言う。そう考えると、ますますPのお金の使い道がちひろには分からなくなった。


「今月の売り上げもそれ程良くは無いし、少しは貢献して欲しいんだけどなぁ……」


こんな事を口にした所で、返答が返ってくる訳では無い。当の本人が不在なのだから、当然である。


しかし、周りに話し相手もおらず、仕事に没頭するだけで退屈なちひろは今、何となくぼやきたくもなる気分だった。


「こうなったら……他のプロデューサーさんからPさんに、買う様に勧めて貰おうかしら……」


そんな事を口にしていると、不意に事務所の扉がゆっくりと開かれた。


営業に出掛けていたプロデューサーの誰か、もしくはPが帰ってきたのかと、ちひろは扉の方に向けて視線を移す。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
112Res/75.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice