50: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/16(日) 18:04:38.10 ID:Uf1CGfEh0
妖怪「なんですって!? 長距離惑星間での電波の送受信に成功したことがあるですって!?」
黒猫「なーご」
妖怪「たしかに、ロケットよりも電波のほうが早いですし。まず確認をとって、何だったら不死者を殺す薬を送ってもらえればいいですね」
急に、話が現実的なものとなったためか、部屋の中は喜びの声が上がり始めました。その声は、徐々に大きくなり遂には大歓声となりました。
そうして、不死者たちによる一大プロジェクトが発足し。それは、長い年月をかけて進められました。しかし、不死者にとっては時間は無限にあるもの。不死者たちは苦も無く、それを成し遂げました。とある博士から送られてきた、不死者を殺す薬は『不死講』の場でみなに平等に配られ不死者達は、無事に死を迎えることができました。
勇者「おいおい、そこにいるのは魔王じゃねえか」
魔王「おう勇者。こんなところで奇遇だな」
勇者「奇遇も何も、周りを見てみろ。ほらあっちにはグールさんが。こっちには黒猫ちゃんもいるぜ」
魔王「あらま、本当だ」
勇者「話によると、この道をまっすぐ行くと天国と地獄の分かれ道につくらしい。おっ、噂をすれば見えてきた」
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