マーティ・マクフライ「えっ? ドク、糞を漏らしたのかい?」
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33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/21(木) 23:35:18.45 ID:GHbflzSB0
「ドクッ!?」

場面は、ほんの僅か、時を遡る。
落雷が発生する直前、マーティは見た。
懸命にプラグを繋ぎ直すドク。その彼の手に。
無残にも破かれ、糞塗れになった、手紙が。

「なんで破いた上に糞塗れにしてるんだ!?」

あれではもはや、読むことは叶わない。
憤りつつも、マーティはわかっていた。
エメット・ブラウン博士の選択は、正しい。
万が一にも、矛盾を生じさせない為に。
自らの身を犠牲にして、宇宙を守ったのだ。

「だったら僕が絶対にドクを救ってみせる!」

到着時刻を早めに設定しておいて良かった。
未来に戻ったら、とりあえず、トイレをして。
ドクが、糞塗れになる前に、助けに行こう。

「飛べよぉぉおおおおおぉおおおッ!!!!」

時間通りに、落雷が発生した。
フロントガラスで絶縁破壊が発生する。
青白い電流が視界を覆い尽くして。

マーティは腹に便意を抱えたまま時を駆けた。

それはまさに、『時をかける便意』である。


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