【シャニマスSS】霧子「チョコレート、ツツジの花、フォークダンス」
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6: ◆/rHuADhITI[sage saga]
2019/02/14(木) 23:51:24.52 ID:VN96ned20
霧子「わたしは……抵抗ない、かな……」

摩美々ちゃんが少しギョッとして、ようやく、その不満気な表情に変化が生じた。

摩美々「ホントに?」

霧子「うん……それなりに、慣れてるから……」

結華「え」

咲耶「ふむ……」

今度は結華ちゃんと咲耶さんが驚きの声を上げた。

結華「な、慣れてるって……?」

霧子「病院のお手伝いで、触れる機会あるから……」

結華「病院?」

霧子「うん……包帯を巻き直したり、小さい子をあやしたり……他だと、患者さんを起き上がらせたりとか……」

人に触れながらの動作は難しい。

上手く出来るのか、手伝いを始めた頃はとても不安だった。

当時はそれなりに心理的抵抗があったけれど、今ではもうすっかり消えてしまっている。

咲耶「……ちなみに同年代くらいの男性に、そういった医療行為で触れた経験は?」

霧子「えっと……たしか、少しくらいは……」

摩美々「その時のその人、挙動不審だったりしませんでしたー?」

結華「そうだね。きりりん、かなり整った顔立ちしてるし」

霧子「わたしの、顔……?」

摩美々「答えて、とにかく」

霧子「ちょっとだけ……落ち着きがなかったような……」

直近の一例を思い返してみれば、目を逸らし続けられていた気がする。

結華「きりりんは、その……ドキドキしなかった?」

霧子「……? ううん。そういうのは、別に……」

「「「……」」」

結華ちゃん、咲耶さん、摩美々ちゃん。

3人とも、わたしをじっと見つめて黙り込んでしまった。



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