【シャニマスSS】霧子「チョコレート、ツツジの花、フォークダンス」
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4: ◆/rHuADhITI[sage saga]
2019/02/14(木) 23:49:23.84 ID:VN96ned20
結華「まあ、『ちゃんとしたアイドルになれましたー!』って感じだよね。これはこれでさ」

咲耶「たしかに、そういう意味では喜ぶべき所なのかもかもね」

結華「そうそう。半年前からは考えられなかったことだよ」

半年前、つまりデビューしたばかりの頃。

レッスンなどで忙しかったことに間違いはないが、学校を休むようなことはなかった。

摩美々「授業がサボれるだけで、私は嬉しいケドー」

結華「またまた、まみみんはそういうこと言ってー」

摩美々「だって、どうでもいい授業がある日だったし」

結華「そうなの? 何の科目?」

摩美々「音楽。先生のキャラがメンドー」

摩美々ちゃんが嫌そうな顔をして、結華ちゃんが『あらら』と苦笑する。

微笑ましいと、そう思った。

咲耶「霧子は? 何か気になる授業はあったかい?」

霧子「わたし……? わたしは……」

その日の授業日程に考えを巡らす。

と言えるほど考え込む間も無く、あっさりと1つの教科に思い至った。

それはまるで、予め用意されていたかのように。

霧子「……体育……」

それはまるで、ずっと気になっていたかのように。

霧子「フォークダンスの、授業があったの……」

喉に刺さった、魚の小骨。



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