17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/14(木) 18:48:20.57 ID:HCYRpEUW0
では小春はプロデューサーに恋をしたのか? 否。では杏に? それも否。
『恋に恋するお年頃』という言葉がある。
小春は、プロデューサーと杏に自身の理想を垣間見たのだ。
それが小春が咲くきっかけとなった。
「はあー、素敵ですぅ〜♪」
「ねぇ、プロデューサー?」
「お、おう?」
お伽噺の世界へとトリップした小春を余所に、杏とプロデューサーは現実へと戻っていった。
「プロデューサー、自分が何を言ったか分かってるの?」
「だから、俺はお前が咲いた姿を見てみたいんだよ」
先程の言葉と意味は通ってはいる。しかし、言葉選びは大分間違えていた。
「あのさ、『俺の為に咲いてくれ』なんて、下手すりゃプロポーズの台詞だよ?」
「……げっ」
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