【艦これ】五十鈴牧場始末記-SS速報VIP

【艦これ】五十鈴牧場始末記

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1:名無しNIPPER
2019/02/13(水) 18:49:09.38 ID:zXXnjwrM0
私の名前は「33号」

この鎮守府では新規着任した艦娘は改装されるまで番号で呼ぶ習慣になっている。

最初は憤慨したが、すぐに慣れた。

待遇は悪くない、レベル1の私を即戦力にするべく常に練習巡洋艦がついて面倒を見てくれる。

毎日2回の演習では旗艦を任され、高レベルの戦艦や空母がサポートしてくれる。

装備も改修MAXの15.5cm砲に水上レーダー、いたれりつくせりといったところ

「なるべく攻撃当ててMVP取ってね」

そんなこと言われても初心者の私の攻撃は中々当たるものじゃない

演習相手は戦艦と空母がなぎ払ってしまい、私は見てるだけの置物にすぎない

経験値だけ貰ってしまうのが申し訳ないくらいだ。

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2:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:50:09.93 ID:zXXnjwrM0
「33号さん、演習お疲れさま、次はバシー海域に出撃よ」

演習の疲れを癒す間もなく、名前もまだ覚えてない軽空母が出撃を催促する。

私が旗艦だがバシーの方角さえわからない、戸惑っていると水上機母艦が露骨に舌打ちする。

以下略 AAS

3:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:51:27.28 ID:zXXnjwrM0
「お疲れさん、早くレベルアップしてくれよ。期待してるから」

ぐったり疲労していたが、提督の言葉に救われた気がした。

ここで私は必要とされている、私に期待してくれている人がいる。

以下略 AAS

4:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:52:18.10 ID:zXXnjwrM0
窓から差し込む朝日に起こされた私は狭いベッドの上で伸びをする。

それにしても粗末な部屋だ、ベッド以外の家具は無いし窓には鉄格子がはまっている。

まるで刑務所だなと思いながらドアを開けようとすると開かない。

以下略 AAS

5:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:53:09.55 ID:zXXnjwrM0
演習と対潜哨戒でレベル12になった、促成栽培もいいとこだが早速提督に報告に向かう。

「お疲れさん、やっとレベル12になってくれたか。すぐに改造だ」

執務室をでると待ち構えてたように天龍が私の腕をとる。

以下略 AAS

6:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:54:28.04 ID:zXXnjwrM0
装備を剥ぎ取られ、キズだらけになって暴れている五十鈴改が叫んでいた。

「私は改修素材になんか、なりたくない！深海棲艦と戦うために訓練に耐えたのよ！消えたくない！」

明石と天龍が手足を押さえつけ、巨大なミンチ製造機へ五十鈴改を引っ張りながら説得する。

以下略 AAS

7:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 18:55:06.90 ID:zXXnjwrM0
「全艦娘、緊急招集！脱走事案発生！33号を追跡せよ！容姿は長良型軽巡五十鈴」

遮蔽物のない海上に出て、港湾入り口を抜けた途端に銃弾が頬をかすめる。

どうやら鎮守府は私を無傷で捕らえるつもりはないらしい。大口径砲弾の水柱が体をずぶ濡れにしてしまう。

以下略 AAS

8:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 19:56:13.65 ID:bWoepZZdo
おつ

9:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 19:58:52.08 ID:wsd2tfWpo
ちょっと物足りない

10:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 20:48:15.59 ID:hQZ8W+Xso
次も期待

おつ

11:名無しNIPPER[sage]
2019/02/13(水) 23:20:03.19 ID:V6m4HEMU0
スカスカ
もっと肉付けしないとメモ書き

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