安価でコンマ 殺人鬼からゲッタウェイ!!DBD
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60: ◆wra7uMXXEg[saga]
2019/02/13(水) 14:47:55.05 ID:E+fiEUCO0
3を選択 コンマ下二桁82
ガサ...ガサ...
黒い影が草むらを動く。この儀式が始まってから誰にも気付かれず行動していた生存者がそこにいた
クローデット・モレル
彼女は植物学に長けており、そして何処にでもある草木が彼女を救う手段となる
この沼地の草も例外ではなかった
(誰もいないわね...)
モレルは発電機を一切触らず、ハッチからの儀式脱出を図っていた
ハッチとは生存者側の緊急脱出手段で、発電機が2つ以上修理完了していれば、最後の1人になってもそのハッチで脱出することが出来る
モレルはとても内向的であり、悲観的である。体を動かす事も慣れていなかったため、チェイスはとても苦手であった。そのため、隠密を撤退し今回のようなハッチ脱出を狙うのは珍しくなかった
(お願い...見つからないで...)
自分事だけを考えるモレル。茂みにじっと隠れ、誰に見つからないように同化する
パチ...パチ...
モレルが茂みに隠れているとすぐ横から微かな異音が聞こえる
(何かしら?)
草をかき分け異音を確認すると、そこには呪いのトーテムがあった
(これは呪いトーテム!轟音は2回聞こえたからおそらくこれはルイン、サードシール、デボアのどれかって事からしら)
しかしモレル手が止まる。通常の生存者であれば呪いのトーテムはすぐに壊す。しかしモレルは違う
(これを壊したら私の場所がバレる...ど、どうしよう)
儀式が始まってそれなりの時間が経っているが、まだ発電機は1台しか直っていない。つまり、今回殺人鬼は強敵ということわかる
モレルはその事を考えるとトーテムを壊さなければハッチ脱出すら出来ないと結論付けた
(仕方ないわね...壊してあげるから他の生存者さんは頑張ってよね)
カチャ...カチャ...
ドゴォーンッ!!!!
モレルにより呪いのトーテムが壊され、沼地全体に音が鳴り響いた
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