6: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:27:32.83 ID:4nY8lxvX0
もこっち「それと...鶏肉とネギと...コーラだね」
ゆり「...コーラ?」
もこっち「いや、弟に注がせる為にね」
ゆり「...よくわかんないけど、買い物カゴとカート取ってくるね」スタスタ
もこっち「あ、うん...ありがと」
ネモ「...それにしても、今日のクロは自由だね」
もこっち「まぁな、明日土曜だし...親も居ないし夜遅くまではしゃげるな」
ネモ「いいね! 私もお泊りしちゃおうかな...なんて」ポツリ
後半の言葉はほぼ意味のないモノであった。
小声で、社交辞令にも近い期待値0の冗談。
だがそれは彼女に届いてしまう、家の主が居ないこその気軽さ故に。
もこっち「え? 別にいいけど」
ネモ「...えっ!? 本当っ!?」
もこっち「あ、あぁ...」
────カラカラカラッ...!
車輪のついたなにかが近寄ってくる音。
それは聞き慣れているはずなのに、嫌な緊張感を産ませる。
背後に感じるのは狂気、それを醸し出すのは花の少女。
64Res/56.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20