52: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 22:07:19.58 ID:4nY8lxvX0
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???「...ふぅ、ただいま」
玄関には2人組の男女が。
時刻は昼過ぎ、彼らはようやく帰ってこれた。
しかし早々に感じる違和感、見間違えでなければ。
母「あら、靴がいっぱい」
父「...智貴の友達か?」
母「いや、あの子は今日朝練があるって...それに女物の靴だし」
予定通り両親は帰宅していた。
この靴の持ち主を探るため、母は居間へと向かう。
その光景とは、今まで碌に交友関係を知らせてこなかったこの子が。
父「...智子の友達か」
母「泊まったのかしら、連絡は来てないわね」
父「...随分と幸せそうに眠ってるな」
母「もう...お父さん、年頃の女子たちの寝顔なんて見ちゃだめよ」
父「それもそうか...先に荷物整理しているよ」
母「...ふふ、あとで智子に送ってあげよっと」スッ
────カシャッ...
3人の被写体がカメラに映される。
その姿はなんとも言えない微笑ましさが。
傍から見れば気の合いそうにないこの3人が肩を寄せ合って。
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