4: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:24:27.88 ID:4nY8lxvX0
もこっち「そうだなぁ...」
長考をする髪の長い少女。
その面持ちはまるで、夕飯の献立を考えている主婦のような。
だがそれはまさしく正解であった、彼女がそこに行く理由とは。
もこっち「...鍋」
ネモ「...え?」
もこっち「今日は鍋にしようと思う」
ネモ「...もしかして、クロって黒木家の料理担当なの?」
もこっち「いや、違くてな...実は────」
彼女は彼女に伝えた。
今朝、おじいちゃんが倒れたということを。
それを心配した両親は家を空け、その様子を伺いにいったことを。
ネモ「そうなんだ...おじいちゃん、大丈夫なの?」
もこっち「あぁ、さっきお母さんからLINEきてな...大丈夫だってさ」
もこっち「でも心配だから今日はそのまま帰ってこないって、明日は土曜で休みだし...」
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