【オリジナル・異世界転生】少年「力の無い僕が異世界で本当に強くなるまで」
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13:名無しNIPPER
2019/02/02(土) 14:03:38.78 ID:0wWpNs9sO
「おい、あいつの顔よく見たら勇者じゃないか?俺さ、前に見たことあるんだけど似てる気がする…髪型とかは違うけど」

剣士「…」

「おいおい、勇者は死んだんだろ?魔王に負けて」
「敗北者の弱い勇者に助けてもらったのならあの英雄様は本当に情けないな」
「だからあの弱い勇者は死んだんだって」アハハ

武闘家娘「…!」ギリッ

魔法使い「いけません、落ち着いて…」ギュッ

剣士「…ふふ、おかしな噂をする人達だなぁ。俺はただの旅人で剣士だよ」

剣士「…使う者もそれにすがり甘えるだけの者達も、巨大な力に溺れ無責任に扱えばいずれ災いを呼ぶ…ここで魔石が無くなったのは正解だったようだね。この様子じゃこの村はそのうち滅んでいた」

老人「なんじゃと!?」

剣士「この村やその付近はずっと平和的だったのに、最近になって急に狂暴なモンスターが現れ始めたみたいじゃないか……彼等は特別な魔石に寄ってきていたんだよ」

剣士「でも大丈夫、もう特別な魔石はこの村から無くなったからこれ以上凶悪なモンスターが襲ってくることは無いよ。安心したまえ」ザッ

剣士「さあ、行こう、二人とも」

魔法使い「はい…えっと…」
武闘家娘「あの子は?」

剣士「わかってるさ」

ザッ ザッ…

剣士「君もついてこい、少年」

少年「…え?」

剣士「さあ、行くぞ」クルッ

武闘家娘「あの村にはもう居づらいでしょ」

少年「で、でも…」

武闘家娘「いいから、ほら行くよ」ギュッ

少年「あっ…」グイッ




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