36: ◆V7Lv5KATKg[saga]
2019/01/25(金) 23:38:35.26 ID:EkarEwlM0
アローラ王宮前
アセロラ「右よーし!左よーし!現在付近に異常はありません!クチナシ隊長!」
ミミたん「キュー!」
クチナシ「おー、そうかいそうかい。ならもう帰っていいぜアセロラ隊員」
アセロラ「ちょ、ちょっと!お父さん!なによそのテキトーな返事は!」プンプン
ミミたん「キュー!」プンプン
クチナシ「うっせーなぁ。邪魔だから帰れっつってんだよ!」
アセロラ「………じゃ、邪魔って…せっかく娘がお父さんのお仕事のお手伝いしてあげてるのに!!」
クチナシ「………今回は王族や貴族サマ方のパーティーの警備っつー重大な仕事なの!」
クチナシ「…………城ん中にはこの国のお偉いさん方が集まってんだ。テロリスト達からしたらいい的だ。一歩間違えば国が転落、遊びじゃねぇんだよ」
アセロラ「で、でも……アセロラだって何かお父さんの役に立ちたいよ…」
クチナシ「………ならお前も城ん中の舞踏会に参加して王子様をゲットでもしてこいや。お前がお姫様にでもなったら最高の親孝行だろうよ」ケッ
アセロラ「な、なによそれ!娘を政略結婚の道具に使う気?お父さん最低ー」ジトー
ミミたん「キュー」ジトー
クチナシ「うっ!ふ、二人してそんな目で見んな!冗談にきまってんだろ!」
クチナシ「……大事な一人娘だ。例え王子だろーと、俺が認めた男にしかお前らやんねーよ」ボソッ
アセロラ「え?」ピクッ
アセロラ「なになにお父さん?デレた?デレたのかなー?」ニヤニヤ
ミミたん「キュー?」ニヤニヤ
クチナシ「うるせー!////」プイッ
51Res/73.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20