マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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501: ◆3DtvXoE6Vc[sage saga]
2021/03/28(日) 03:09:22.23 ID:DGD+zeql0
間話 赤き閃光

某国 宇宙軍事要塞

鳴り響く警報音。この要塞では、あるいは初である可能性も高い。内部の職員達も困惑を隠せない。

「敵襲だと!?どこの馬鹿だ、例えISといえど単騎で此処に、だと!?」

司令官たる男の怒声も、決して間違いではない。世界を俯瞰してみれば、それは当然の話だからだ。配備されているISの質、量。並びに対IS用防護も完備されている。一分の隙もない対ISレーザー砲塔、要塞内部からの特殊通信のみで動かせる宙間機雷。一定間隔毎のエネルギーシールド発生装置により、遠距離射撃すら届かぬ先にある、不落の城壁。墜とすには一国レベルの戦力が必要、というのが通説であった。

「間違いありません!ISの反応を感知、機雷群を合間を縫う様に…いえ、爆発を利用しながら…そんな、加速している!?あり得ない!」

「狼狽えるな!機雷群を抜けたとて、単騎ではシールドは抜けえん!すぐに全隊にスクランブル、周辺拠点に応援要請!」

「りょ、了解!」

(愚か者め、例えどんな性能をしていようが物量には勝てん。耐え凌ぎ、包囲して叩き潰してくれる…!)



この日、までは。


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