マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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◆3DtvXoE6Vc
[saga]
2019/03/17(日) 01:43:52.92 ID:fI9RhJc20
なるほど…大浴場。開放感に満ち溢れ、心身共に癒される。
マクギリス(一夏の喜びようにも、納得が行くものだな。本音を言えば、裸の付き合いというのも悪くはないのだが…)
背中の阿頼耶識。他者には、感性次第ではグロテスクにも見えるであろう代物。
マクギリス(まったく。付けた当初は、こんな後悔を抱くとは思いもしなかったな。力に固執した代償、か)
物思いに耽って居ると、控えめながら大浴場の扉の開閉音が響く。
シャルル「お、お邪魔します…」
マクギリス「!?……!?」
馬鹿な、まだ交代の時間には早かったはず!
マクギリス「す、すまない。交代の時間だったか。すぐに上がる。出来れば入る前に声を掛けて欲しかったが」
シャルル「ち、違うよ!その、マクギリスと、話したい事があって…」
マクギリス「ここここの様な場所でなくとも自室でも良かったのではないかな!?」
シャルル「僕と一緒じゃ、嫌かな…?ていうか、動揺してる?」
当然だ。こんな状況は初体験だぞ、いくらなんでも。
シャルル「マクギリスって、恋人とか居なかったの…?」
マクギリス「…婚約者は、居た。政略結婚で、まだ9歳ではあったが立派な女性だった。もう二度と、会う事は叶わないが…」
アルミリア…また、泣かせてしまったのだろう、かな。
シャルル「…ごめん。要らないこと聞いたね…その、ね?マクギリスが、ここに居れば良いって、力になってくれるって言ってくれて、凄く嬉しかった」
マクギリス「…当然だ。君は、酷い扱いを受けるべき人間ではないのだから」
シャルル「そんなマクギリスが居たから、僕は心から此処に居たいって、思えるんだ」
マクギリス「そ、そうか。それは、なによりだ」
シャルル「だから、マクギリスには、僕の本当の名前を呼んで欲しいんだ。二人っきりの時だけで良いから」
マクギリス「本当の、名前…」
シャルル「うん。シャルロット。僕の、お母さんが付けてくれた名前」
後ろから、抱き着かれただと…!?
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