41:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/11(金) 20:55:07.61 ID:6bUZbsq+0
「……あぁん?」
見慣れないプリンを訝しむ時子さん。すかさず説明を入れる。
「くるみちゃんから、感想文の添削のお礼だそうです。彼女の手作りですって」
「……チッ!!」
顔を背け舌打ちをするが、恐らく俺に知られた事への不満なのだろう。
「いやぁ、優しいところあるんですね時子さnぉおっと!?」
俺が続けて口を開くと顔目掛けて鞭が飛んできた。間一髪避ける事が出来たが、危うく模様が出来るところだった。
「そ、それじゃあ俺は仕事に戻りますのでっ!」
2発目は避けられるとは限らないので、そそくさと逃げた。
結局、下膳の時に競走馬の如く尻に鞭を頂いたのだが。
……くるみちゃんのプリンは、優しい味がした。
57Res/42.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20