「おはよう。捻挫少年。」
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49: ◆PeRWG5nqdc[sage saga]
2019/01/12(土) 18:43:03.97 ID:mYk8szNr0

「俺は多分自宅で勉強するのは無理だ。」
「そうはいっても勉強せざるを得ない。」
「うん、そうだな。」
「じゃあ頑張れ。」
「うん、ということで一緒に勉強しよう。」
「ん、どこで?」
「近くの大学図書館で勉強してるって言ってただろ?そこに俺も行くよ。」
ドキッとした。

「いやいや、武志の家から遠いし。」
咄嗟にやんわりとした断りの言葉が出る。
「遠いっても俺んちから1駅だしそんなに遠くないだろ。」
「んー、今まで一人で勉強してきたし、友達が近くにいると集中続かなさそうで…」
「大丈夫だって、めっちゃ静かにするから。」
「なんの説得力もないわ。」
「なんだよ、いいじゃん。分からないことがあれば教えあえばいいし、ウィンウィン。」
「この前のテストの点を反省しろ。見事に惨敗したこと忘れてんのか?」
「尻上がりなんだよ。未来の自分を信じている。」
「今を生きろよ。まぁとにかく勉強するなら予備校とかに通って勉強の雰囲気に慣れた方がいいと思うよ。」
「予備校かー、受験生っぽいな。」
「受験生だからね。」
「お前は予備校とか行く?」
「分かんないけど、今はまだ考えてない。もうちょっと自分で頑張ってみる。」
「そっかー、分かった。俺は自分で頑張るのは無理だから予備校も良いかもな。
親にちょっと相談してみるわ。まぁでも毎日行くのも無理だと思うからたまに息抜きで遊ぼうぜ。」
「そーだな、勉強ばっかりだと息も詰まりそうだし、祭りとか海とかたまにいこーか。」
「そーと決まればいつ海行くか決めるか!」
「勉強しろよ。」



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