「おはよう。捻挫少年。」
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2: ◆PeRWG5nqdc[sage saga]
2019/01/10(木) 16:16:39.20 ID:Av4Jk77s0


電車から降りて、捻挫した右足をかばいながら家へと向かっていた。
もう既に日は傾いており、閑散とした大学を通って家へと帰る。
「大会は諦めます。」
そう、テニス部顧問に告げたところだった。

学生最後となる大会の予選開始前、高校2年生の2月初めのことだ。
挫いたあと、もう万全のプレーが出来ないことは腫れ方と感覚でわかった。
一軍でもなかったため、早めの引退と割り切ったつもりだが、一向に気持ちは晴れず、
どんよりとしたうす曇りの冬の空が気持ちを更に参らせている。



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