八幡「もしも俺が修学旅行をインフルエンザで欠席したら?」
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佐藤勇太
[sage]
2019/01/06(日) 16:34:29.23 ID:qpBVL35ao
姫菜はそう言うと出ていった。
「くそ。ヒキタニが来ないからこうなったんだ。必ず報復してやるが姫菜が言った通りヒキタニの責任に出来ない以上は必要最小限の被害に抑えるしか無いか。」
葉山隼人もそう言ってから部屋へと戻っていった。
次の日の朝になると西木野病院では八幡は熱は40℃前後でまだ推移していた。
一度熱が下がったがまた八幡の熱があがったのである。夕方になってもまだ高熱が続いていた。
京都では夕食も終わり由比ヶ浜に頼み海老名さんを戸部が竹林へと呼び出していた。葉山とかも居ないで回りは誰も居ない状態だった。海老名さんがやって来ると戸部は覚悟を決めてから告白した。
「前々から好きでした。お付き合いして下さい。お願いします。」
「ごめん。誰とも付き合うつもりは無いんだ。」
海老名さんがそう言うとその場から去った。
戸部は八幡に感謝をしていた。戸塚に伝言を頼んで依頼後に海老名さんが奉仕部にやってきて遠回しに告白されたく無いと言われた可能性があり確信がある訳では無いがとも伝言があった。
もし自分の感じた通りならグループが壊れる事を心配していたみたいだから告白するならグループが壊れてでも告白をする覚悟を決めろとはっきりと言ってくれた。
文化祭の件とかで隼人君よりも比企谷君のが正直信用出来ると戸部は思っていた。少しは葉山隼人に対してあった信用度も修学旅行当日のヒキタニ呼びで完全に0になった。
此れでグループが壊れたらそれまでだと戸部は思っていたのである。こうして修学旅行はグループが暗い雰囲気のまま終わりを迎えた。
八幡は修学旅行最終日を迎えても、39℃台後半の高熱が出ていて八幡はまだ目覚めてはいなかったのである。
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