だいたいなんでも解決してくれる杏ちゃん小品集
1- 20
61: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:04:09.02 ID:p8Id/7Jt0
杏(この手の感覚派は、ろくに構造も考えないで筆を走らせるけど、なぜかきっちり成立していることが多い。だからきっと『正解』はあるはずなんだよね。ここはたぶん……縫ってはいない、折り返して裏側を見せてるのかな? それで下の生地の切り替え線を隠して……。ウエストの切り替えは前より背中側のほうが位置が高い。後ろ方向にボリュームをもたせようとしてるのか。ドレープが多い、円形でも足りない。円周半分の円形パターンをふたつ作って接ぐとちょうどいいか……)

杏「――うん、たぶんわかった」

フレデリカ「すごい! フレちゃんぜんぜんわかんない!」
以下略 AAS



62: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:05:03.05 ID:p8Id/7Jt0
杏「……うん、採寸はおっけーね。パターン用紙とシャーペン出して、あと定規」

フレデリカ「はい!」

杏「…………」シャッシャッ
以下略 AAS



63: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:05:59.64 ID:p8Id/7Jt0
杏「これ、もう切っちゃって」ピラッ

フレデリカ「手早ーい」

杏「生地も持ってきてんでしょ、できたとこから裁断しときなよ」
以下略 AAS



64: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:07:01.02 ID:p8Id/7Jt0
フレデリカ「…………」チョキチョキ

杏「…………」シャッシャッ

フレデリカ「…………」チョキチョキ
以下略 AAS



65: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:07:40.10 ID:p8Id/7Jt0
フレデリカ「ないかな。考えたことはあるけどね〜」

杏「そっか」

フレデリカ「アタシねー、自分のブランドを持つのが夢なんだー」
以下略 AAS



66: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:08:12.88 ID:p8Id/7Jt0
杏「はい、パターンぜんぶできたよ」

フレデリカ「ありがとー♪ あとはうちで作業するね」

杏「こんだけ複雑な造りだと縫製も大変だよね、間に合う?」
以下略 AAS



67: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:09:12.39 ID:p8Id/7Jt0
   *

――翌日


以下略 AAS



68: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:10:01.30 ID:p8Id/7Jt0
志希「とゆーわけで、えいえい!」ベチベチ

杏「いた――くもないけど、なに? なんで?」

志希「これでよし」フゥ
以下略 AAS



69: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:17:18.45 ID:p8Id/7Jt0
〜村上巴編〜


70: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:17:59.11 ID:p8Id/7Jt0
 巴はガチャリと音を立ててその部屋に入った。どこからか微かに、すうすうと寝息らしきものが聴こえる。
 奥に足を進めると、音の発生源がソファに横たわっている姿が目に映った。

「寝とるんか……」

以下略 AAS



71: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:18:50.13 ID:p8Id/7Jt0
 杏がうんざりしたように溜息をつく。

「またか、今度は誰の差し金?」

「……告げ口は好かん」
以下略 AAS



123Res/67.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice