69:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:25:04.43 ID:FxI25MXV0
真姫「あの…にこちゃん」
私が名前を呼んだ時、にこちゃんの表情が変わった。
にこ「今さら…今さらそんな呼び方しないで」
70:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 21:56:47.04 ID:FxI25MXV0
どれだけ走っただろう
真姫「はあ…はあ…うぐっ…ううっ…」
気持ち悪い。色々な感情と共に胃から何かが込み上げて来そう。汗や涙や鼻水やらで顔もぐちゃぐちゃになってる。
71:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 22:34:26.43 ID:FxI25MXV0
絵里が近くの自販機で水を買って来てくれた。
絵里「落ち着いた?」
真姫「うん」
72:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 22:54:00.29 ID:FxI25MXV0
絵里の話を聞いている最中、また何かが込み上げて来そうだった。
絵里「皮肉よね。あなた達が二人でアイドルになったのはμ'sを思っての事だったのに」
真姫「μ'sの?」
73:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 23:23:47.70 ID:FxI25MXV0
なのに?なのになんなの?
絵里「友達思いの二人がどうしてこんな事になるんだろうって。本当に皮肉だわ」
真姫「嘘よ。嘘に決まってわよ。私とにこちゃんが険悪になるなんて。あり得ない、あり得ない。そんなのあり得ないわよ」
74:名無しNIPPER
2019/01/06(日) 23:30:22.34 ID:FxI25MXV0
どう言う事よ?絵里は何が言いたいの?
絵里「私も実際の所は半信半疑なんだけど。でも、真姫の様子を見て有り得ない事ではないのかなって思ってる」
真姫「なんの話?」
75:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:02:48.55 ID:h/2pc0MrO
09
76:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:15:12.17 ID:h/2pc0MrO
希の登場で問題は一気に解決していく。納得も理解も出来ないけど。
希「要するに真姫ちゃんはこの世界の住人じゃないんやな」
真姫「この世界の住人?」
77:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:28:09.38 ID:h/2pc0MrO
希「まっ、色々割愛するけど。そこの教授がすんごい変わり者で、ウチはそこで妖怪や幽霊、あと正しい関西弁を教わったって訳や」
変に割愛するから結局全然分からない。
希「で、本題に入るけど。真姫ちゃんに憑いている妖怪はウチの見立てやと枕返しかな?」
78:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:32:27.50 ID:h/2pc0MrO
希「つまり、枕返しって言うのはその伝承から生まれた妖怪って事や」
真姫「生まれた?」
希「うん。妖怪や神様って言うのは信仰する人ありきの物やからね。ある種の言霊やね」
79:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:43:14.13 ID:h/2pc0MrO
希「鏡ある?」
絵里「ええ。持ってるけど。何に使うの?」
希「鏡って言うのは時に目には見えない物も写すからね」
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