613: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/06/26(水) 11:17:21.29 ID:YtYgWYHzO
時雨「うん...」
山城「ほら、だから前を見なさい。楽しい事を考えるのよ」
山城「私はそういうキャラじゃないけど...アンタにはそっちの方が似合うわ」
そう言って時雨の頭に手を置いた。
山城「皆、去年の桜がどうだったかなんて興味ないでしょ」
山城「ただただ、今年はどう咲くかって事に期待をふくらませてるのだから」
そう言葉を続けて彼女を軽く撫でてやってから、山城は歩き始める。
山城「...さてと、さっさと朝食に行くわよ」
こんな言葉で、彼女の心を完全な快晴に出来るとは思わない。
・・・彼女はそういう子だから。
それでも、少しでも憂鬱な雲を取り除けたならば嬉しい。
624Res/292.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20