503:名無しNIPPER[sage]
2019/04/27(土) 16:39:51.01 ID:0iTtYljTO
まってる
504: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:19:44.82 ID:FvzkVLeNo
22時は個人的にまだ夕方です(毎度ほんとに申し訳ないです)
それでは投下します
505: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:20:51.86 ID:FvzkVLeNo
−−−
那珂「...だから山城さんは...むしろ時雨ちゃんの事は大事に思ってるんじゃないかな」
雷「そんなことが...全く気づかなかったわ...」
506: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:21:47.93 ID:FvzkVLeNo
普段、このメンバーだけで揃うというのは難しい。
このメンバーに限定したい理由はもちろん、目的が目的なだけに事情を知る組に悟られないようにするためだ。
ストレートに聞いてもある程度は話してくれるが、肝心の点については決して教えてくれない。
だからまずは何とか直接聞く事無しに情報を集め推測し、それに確信を得てから彼女らに −少し怖いが山城本人でも良いのだ− 確かめる方針なのである。
507: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:23:09.85 ID:FvzkVLeNo
ゆえに尚更これ以上釘を刺されないように慎重に嗅ぎ回らなくてはならない。
こうした理由で下手には集まれないのである。
そんな中やって来たチャンスが、今ちょうど執務室で行われている大規模作戦に向けての会議であった。
508: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:24:21.36 ID:FvzkVLeNo
とはいえそもそも基本的に、より旗艦を任されやすい艦種が会議に呼ばれやすい事は当然ではある。
また軽巡の方がむしろ普段の駆逐艦の動きを客観的に見ているのだから的確な提言が期待できるし、駆逐艦代表として初期艦の電も招集しているから十分なのだろう。
いずれにせよ放送があって暫くしてから青葉はこのチャンスを無駄にするまいと、暇を持て余していた那珂を軽巡寮で拾って、またもや電のみが居ない暁型を訪ねたのであった。
509: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:25:30.20 ID:FvzkVLeNo
Верный「みんなの話から考えると...やっぱり嫌われる事に意味があるみたいだ」
雷「でもそんな事ってあるのかしら...正直周りに迷惑でしかないわよ?」
暁「結局そこよね。山城さんは何がしたいんだろう...」
510: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:26:30.81 ID:FvzkVLeNo
青葉「この中で1番山城さんに絡んでる那珂さんすら、ですもんねー...。」
探偵団の創設者とも言える青葉もそれは同様であった。
青葉「...そういえば那珂さんはどうやってそこまで山城さんに近づけたんですか?」
511: ◆eZLHgmSox6/X
2019/04/27(土) 22:27:48.74 ID:FvzkVLeNo
那珂「ちなみにね、今のアイドルパワー溢れる那珂ちゃんを作ってくれたのも実は山城さんなんだ!」
那珂「それに最初は...むしろ山城さんの方から歩み寄ってくれたようなもんだし」
青葉「...どういう事ですか?」
512: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/27(土) 22:30:21.78 ID:FvzkVLeNo
−−
−
川内から山城の事情の存在を聞かされてから数日後、那珂はまた朝礼台をステージにライブをしていた。
513: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/27(土) 22:31:33.61 ID:FvzkVLeNo
こうしていつも通りにパフォーマンス終了後に機材の片付けをする。
だがその日はいつも付き添ってくれる川内も神通も居なかったため1人で黙々と片していたのだった。
そんな時、那珂は思い出したようにあのベンチの方を向いた。
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