383:名無しNIPPER[sage]
2019/03/25(月) 01:45:10.03 ID:c8pjqtxZ0
提督は提督で余りに何もしなさ過ぎてなあ
384: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:03:34.18 ID:xjPFSqoxO
続き投下します
385: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:04:05.12 ID:xjPFSqoxO
そして身体が完全なものになってから、私を探し回っていた翔鶴と合流し間宮で愚痴っていたというわけである。
那珂「なるほどね...」
386: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:05:11.74 ID:xjPFSqoxO
那珂「そうなっちゃうけど...川内ちゃんと違ってちゃんと納得はさせるつもりだよ!」
その言葉に瑞鶴は怪訝な顔をしつつも一応聞く体勢を取った。
387: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:07:21.47 ID:xjPFSqoxO
瑞鶴「...いやだって救援拒否したのよ?」
那珂「那珂ちゃんもさっきまでずっと知らなかったし、というか人に教えてもらわなかったら気づかなかったことなんだけどね...」
388: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:07:51.44 ID:xjPFSqoxO
那珂「...救援部隊がすぐ来なかったらほんとにどうなってたか分からないってのは、瑞鶴さんも今回改めて思い知らされたよね?」
瑞鶴「うん」
那珂「だからあの時の救援部隊編成で1番大事だったのも、練度よりも艦隊の速度だったんだよ」
389: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:08:45.28 ID:xjPFSqoxO
キーワードを出されてしまえば、不思議なものですぐにある事が思い浮かんだ。
瑞鶴「...速度って...まさか...」
翔鶴「...!」
390: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:10:04.31 ID:xjPFSqoxO
加賀の艦時代について言えば、元々戦艦となる予定のものを無理やり空母に改装したこともあって、どうしても船体が重くなり速度も他と比べ遅いという欠点があった。
艦娘は装備については比較的艦時代の影響を受けない装着が可能なのだが、艤装の推進ユニットについてはもろに艦時代の性能の影響を受けている。
だから加賀に艦時代には存在しなかったはずの烈風を搭載することは出来ても、加賀の速力を他の正規空母と同等にすることは基本的には出来ない。
391: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:10:43.47 ID:xjPFSqoxO
加賀は加賀であり続ける以上、“鈍足空母”から逃れられないのだ。
それは瑞鶴も稀にヒートアップした喧嘩などで罵る材料に使うことでもあるではないか。
瑞鶴「そんな...嘘だよ...」
392: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:12:16.79 ID:xjPFSqoxO
那珂「私もあの場ではそんなこと全く分からなかったけど...今思えば加賀さんは間違いなく瑞鶴さんを心配してたよ」
那珂は瑞鶴の心に残るモヤモヤを払拭してやるためにも、さらに詳しい話を始めた。
那珂「最初に私達を執務室に呼んだ時は、提督もまだ瑞鶴さんから援軍を求めるかもしれないって聞いてただけだったからね」
393: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:12:51.17 ID:xjPFSqoxO
瑞鶴「航空戦の最中の...」
那珂「そう。その時の加賀さんは明らかに動揺してたよ」
瑞鶴の目が見開かれる。
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