354: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:40:01.25 ID:LY9D/QEiO
こうして予定外の戦闘を始めたが、ここでまず最初のトラブルが起こる。
先ほどまでと同様に制空権を取ってから段着観測射撃で圧倒した。
ここまでは良かった。
355: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:41:17.87 ID:LY9D/QEiO
ソナーを積んだ村雨が探知できなかった理由は、相手方の精度の低い砲撃がこちらの周辺に飛び散り聴音機能を封殺していたからであった。
その隙に雷撃可能範囲にまで侵入されていたのだ。
とはいえ既に水上の敵部隊には優勢に戦闘を進めていたためこれをまもなく殲滅し、潜水艦についても村雨が壊滅させた。
356: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:43:13.89 ID:LY9D/QEiO
そして諸島間を縫うように来た道を戻り、ついにそこを抜け開けた場所に到達した時であった。
次のトラブルに見舞われることになる。
357: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:44:10.40 ID:LY9D/QEiO
これまでの戦闘が順調だったとはいえ、航空機の消耗は無視出来ない程にはあった。
更には味方も対空射撃を想定した装備は全くしていない。
358: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:45:39.74 ID:LY9D/QEiO
しばらくしてそう遠くない地点で両者の航空機が戦闘を開始した。
やはり読み通り五分五分が精一杯というところであったが、ここで更なる試練が到来することになる。
359: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:47:11.02 ID:LY9D/QEiO
瑞鶴「提督さん!すぐに救援お願いっ!」
瑞鶴「敵本体を見てないから分からないけど...ヲ級3体分の戦力はある...いや、もしかしたら鬼か姫がいるかも...!」
360: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:48:13.48 ID:LY9D/QEiO
そこで加賀の名前が自然と出たのは、何だかんだで瑞鶴にとって加賀は1番信頼できる先輩であったからであった。
もちろん搭載数といった性能面もそうだが、何より彼女なら性能等に関係なく己の積み上げてきた技術で圧倒してくれるはずという強い確信があったのだ。
361: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:49:55.85 ID:LY9D/QEiO
救援部隊は赤城と二航戦2人の正規空母3人に、古鷹、川内、五十鈴という編成だった。
非常に強力な航空戦力に加え、鎮守府トップクラスの練度を持つ重巡洋艦1隻と軽巡洋艦を2隻、うち片方は対潜能力が非常に高い艦という、頼もしい編成だった。
362: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:51:24.87 ID:LY9D/QEiO
到着した強力な救援部隊は圧巻の航空攻撃であっという間に敵を殲滅した。
こうして今度こそ無事に帰還の途につくことになり、瑞鶴は蒼龍に曳航されることになった。
その間に瑞鶴は蒼龍に詳細な戦闘経過を話した。
363: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:52:19.34 ID:LY9D/QEiO
瑞鶴「そんなことは...!たしかに少し気が緩んでたのは認めますけど...」
蒼龍「そうだよね...」
蒼龍は顔を曇らせる。
364: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:53:05.28 ID:LY9D/QEiO
蒼龍「実はみんなも加賀さんが編成に入るもんだと確信してたんだけど...本人が断ってね...」
瑞鶴「えっ...?」
予想通りの瑞鶴の反応に蒼龍は心苦しそうな顔をする。
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