【艦これSS】不器用を、あなたに。
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321: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:27:09.91 ID:ipNkQLlXO
普段ならスクープを匂わせるその発言にすぐに食いつくはずだった。
それでも今はそんな気にはなれなかった。

いつまでも真実の核心に迫れないというモヤモヤはあるが、それでも山城の既存の人物像が青葉の中でポロポロと崩れ落ちていく感覚は確かにあった。

以下略 AAS



322: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:28:50.03 ID:ipNkQLlXO
こうなると、提督との約束を早速破るつもりではないが、山城についての真実の欠片を拾うたびに疑問は深まるばかりなのである。

提督「...繰り返すが私も理由をちゃんと知ってるわけじゃない」

提督「知ってる事情から推測して何となく察した気になってるだけだ」
以下略 AAS



323: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:30:55.03 ID:ipNkQLlXO
提督「最近調子はどうなんだ?」

青葉「...まぁいい感じですよー」

青葉のその返答を聞いて提督は少しだけ何か考え事をする。
以下略 AAS



324: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:32:06.03 ID:ipNkQLlXO
提督「...多分古鷹も中破は当たり前のようにするだろうし、大破撤退も普通に想定されるが」

提督「それでも大丈夫そうか?」

青葉「それは...」
以下略 AAS



325: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:33:32.88 ID:ipNkQLlXO
提督「私もなるべく余裕を持った戦略を立てたいし、激戦海域にはかなりの高練度勢だけを送るつもりだよ」

提督「青葉には古鷹と別艦隊で前哨戦を担当してもらおうと思ってる」

青葉「でも私も古鷹さんを側で助けたいですし...」
以下略 AAS



326: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:34:40.75 ID:ipNkQLlXO
提督「いいってことさ。君はそういう時こそいつもみたいに気楽で居るべきだよ」

青葉「(哨戒とか遠征ならまだしも、やっぱり私は古鷹さんと同じ艦隊ではまだ戦える気がしません...)」

青葉「(早く自信を持って古鷹さんを守れるようになりたいなぁ...)」
以下略 AAS



327: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:40:16.12 ID:ipNkQLlXO
時計を見れば確かに時間を使いすぎたようだ。
提督のその言葉によってようやく青葉はいつも通りの陽気な青葉に戻る。

青葉「そうですね!それじゃあ食事中は提督のプライベートについて取材しちゃいます!」

以下略 AAS



328: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:41:11.74 ID:ipNkQLlXO
〜〜〜

2時間程前 廊下


以下略 AAS



329: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:42:06.50 ID:ipNkQLlXO
古鷹「...そういえば山城さん、一昨日はまた...」

古鷹自身は出撃でその場に居合わせることなかった一昨日夜の食堂での騒動について言及する。

古鷹「いい加減あんなことはやめて下さいよ...」
以下略 AAS



330: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:44:54.33 ID:ipNkQLlXO
山城「ところで貴方の方はどうなの?」

古鷹「...ぼちぼちってところです」

山城「やっぱり芳しくないのね」
以下略 AAS



331: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 10:45:53.22 ID:ipNkQLlXO
山城「...馬鹿言わないでちょうだい」

山城「古鷹には無理だし、似合わないわよ...」

山城「それに貴方がそんなに気弱になってどうするの」
以下略 AAS



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