280: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:22:17.73 ID:ipNkQLlXO
まさかの寝落ち...
またこうやって予定が狂っていく...
281: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:23:05.87 ID:ipNkQLlXO
青葉「(ただ、鳳翔さんまでもが信じる根拠にしてる加賀さんも十分ありえるんですよね...)」
青葉「(それに正規空母の方々は口々に、加賀さんは明らかに後輩、もとい瑞鶴さん思いなところがあると言います)」
青葉「(そんな人が事情を何も知らないのなら、あんなことをする山城さんを到底容認するはずが無いのでは...?)」
282: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:24:42.63 ID:ipNkQLlXO
古鷹「...何か悩み事?」
思考を続けながら席についた時、古鷹がやや不安そうに首を傾げて聞いてきた。
青葉「いえ、まぁ今週の記事は何書こうかなぁって」
283: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:25:32.07 ID:ipNkQLlXO
古鷹「それと秘書艦業務中は仕事に集中しなきゃダメだからね!」
古鷹「提督に迷惑かけたりしないようにね?」
青葉「分かってますよぉ。青葉さんにお任せ!ですよ〜」
284: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:26:16.27 ID:ipNkQLlXO
4人で食事をするのも楽しいが、やはり古鷹を独り占めできる今この時間も、青葉にとってはこの上ない至福なものであった。
青葉「(今日は目覚めも良くて、朝から古鷹さん成分補充できて、いい日になりそうです!)」
青葉「(もしかしたら第3の候補からもいい情報聞けちゃうかもしれませんね!)」
285: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:27:30.49 ID:ipNkQLlXO
〜〜〜
12:00 執務室
286: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:29:00.64 ID:ipNkQLlXO
それゆえその時間には軽い雑談程度なら気楽に出来るのであるが、長話に発展しそうな話題はなかなか話せない。
しかしその例外が昼休憩である。
昼休憩には昼食を取るために1時間程度が当てられている。
つまり提督としっかり喋りたい事がある者にとってはこの時間は非常に大事なものなのだ。
287: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:30:31.25 ID:ipNkQLlXO
その聞きたいことを思いついた時、ちょうどその数日後が秘書艦業務に就く日−すなわち今日であるが−だった事はかなりの幸運といえるかもしれない。
青葉「司令官、お昼に行く前に少し真面目なインタビュー宜しいですか?」
提督「インタビュー?まぁ、いいぞ」
288: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:31:50.35 ID:ipNkQLlXO
もちろんそれが、青葉の質問が唐突だったという、それだけのことから来た動揺であるとも解釈できるが・・・
しかし同時にそれがあまり触れられたくない点を聞かれた事によるものの可能性も十分に存在した。
青葉「(事情を知る残り1人の候補でもあるんです、ここは絶対聞き逃せません...!)」
289: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:34:03.43 ID:ipNkQLlXO
それを踏まえれば提督も事情は知っていて、電は提督を無意識的に除外して艦娘のみで事情を知る人の数をカウントしただけだった、なんてことも有り得るのではないか。
さらにはその事情とやらの性質を考えても、他の候補よりも提督に確かめる事を優先したが得策である。
なぜならば今のところ、事情を知っている者達は皆それを姉妹艦などにすら打ち明けないからである。
290: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 09:35:47.87 ID:ipNkQLlXO
しかし鎮守府内で唯一立場の異なる提督であれば、少しは結果も変わるかもしれない。
艦隊指揮権を持っており艦娘でもない彼ならば、説得次第では知ってる限りの事情を教えてくれたり、あるいは彼が知らなくても山城本人に事情を話すよう促してくれるかもしれない。
青葉はそう考え、提督から何かしら新情報を得られる期待値は大きいと見ていたのだ。
624Res/292.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20