68:1[saga]
2019/06/05(水) 13:00:48.73 ID:A6uH0Nqv0
「待ってください。それは…」
だがそんな一条を何故か氷川は遮ろうとした。
一刻の猶予もないという事態で一体どうして…?
そんな氷川だがなにやら険しい顔で一条に対してあることを告げた。
「すいません。応援は呼べません。」
「ふざけんな!これを見ろよ!みんな傷ついてんだぞ!それなのに何でだよ!?」
「すまない。警察としても事情があるんだ。」
「こんな時にどんな事情があるんだ!言ってみろよ!」
氷川に対して堪らず巧が声を荒らげてしまった。
そんな巧を光太郎がなんとか宥めるが無理もない。
氷川の事情はわからないが巧からしてみれば
どんな事情であれこの非常時に救援を呼べないなどありえないことだ。
そんな大人たちを見て子供の弦太郎もまた不安を隠せずにいた。
不安になる弦太郎を五代が大丈夫だよと優しく諭していた時だった。
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