136:1[saga]
2019/06/17(月) 20:28:08.45 ID:eMFfSVab0
「行くぞ五代くん!チャンスは今しかない!」
「わかってます!これを逃すわけにはいきませんからね!」
二人ともこれが最後のチャンスだとわかっていた。
この得体の知れない存在を倒すにはこの機会を置いて他にはない。
だからこそ二人は最後の力を振り絞り立ち上がった。
『このままでは…こうなれば…仕方ないか…』
苦肉の策だった。本来ならやりたくもないが…
闇の存在は先ほどゴミのように投げ捨てたC1号の遺体に力を与えた。
「ガァァァ…」
するとC1号が蘇り光太郎たちに襲いかかろうとしてきた。
「こいつまだ生きているのか!」
「けどこいつはもう正気じゃありません。理性がもう欠片もない!」
そう、闇の存在はC1号の望み通り力を与えた。
だがその副作用なのか理性をすべて失い獣としての本能で暴れ出した。
「うわぁぁぁぁ!?」
さらには傷ついた巧や幼い弦太郎にまで襲い出す始末。
こうなればもう一切容赦する必要はない。
こちらも最後の力を振り絞って戦うのみだと覚悟を決めた。
158Res/139.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20