姉「彼氏を虜にする方法、知りたくない?」妹「なにそれ、知りたい!」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/28(金) 23:02:26.04 ID:T+gyQ9sf0
「お、おね、おねっ……!?」
「なによ、おねしょでもしたの?」
「違うよ! お姉ちゃん、何しに来たの!?」

予期せぬ乱入に度肝を抜かれ、問いただすと。

「忘れ物を届けに来ただけよ」
「忘れ、物……?」
「はい、バスタオル」

バスタオルを手渡されて、ふと気づく。

「あっ……忘れてた」
「まったく、あんたは詰めが甘いのよ」

作戦終了後は背中を拭いてあげる予定だった。
その為のバスタオルの用意を、失念していた。
姉は私の額を小突き、おもむろに脚を上げて。

「へぶっ!?」

何故か、私の彼氏の後頭部を、踏んづけた。

「ちょっと! 私の彼氏に何するの!?」
「だってこいつが顔を上げようとしたから」
「全然意味わかんないよ!? 踏まないで!」
「あんた、ガード甘すぎ。下から丸見えよ?」
「ふぇっ? ……ッ!?」

やっば。危ないとこだった。心から姉に感謝。

「近頃、規制が厳しいから、気をつけなさい」
「はい……すみません。でも、私が踏むから」
「あっそ。それなら、しっかり踏みなさいよ」
「うん、わかった。ちょっと、ごめんね」
「ぷぎゃっ!?」

姉の代わりに彼氏の頭を踏んづけて一件落着。


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