6:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 22:06:44.64 ID:JTISf47/0
「デクくんやっほ〜!」
「緑谷ちゃん。おはよ。」
「オッス緑谷!」
学校へと着くと麗日さんに蛙吹さん。峰田くんが迎えてくれた。
雄英高校で一緒だったのは僕を含めてこの四人だけだ。
あとは散り散りに進学したり就職したりでそれぞれ別の道を歩みだした。
「ところでみんなこの間の個性免許の試験どうだった?実技は自信あるけど筆記がさ…」
「俺は受かったぜ。
といってもこんなくっつく個性が仕事に何の役に立つかわかんねえけど。」
「私は受けなかった。この個性じゃまともな企業では活かせそうにないし…」
「そっか、みんな色々だね。デクくんはどうなの?」
「僕も…ようやく仮免取れたところかな…本免許頑張らなきゃだけど…」
個性免許。それはヒーロー免許に代わって個性の使用を許可される資格のことだ。
この資格はこれまでのような雄英高校みたいなヒーロー科に通わずとも取れるし
仕事で個性を活かす場合においてはこの資格は必須になる。
たとえば電気系の個性を持っていた上成くんなどは電気系の個性を持っていても
個性を役立てるには必ず個性免許の資格が必要だ。
資格の取得には実技や筆記は勿論だけど一番重要なのは性格診断。
これまでヴィランと呼ばれてきた犯罪者たちが自身の個性を悪用していたのは
性格に問題があったからではないかという結論が出た。
だから個性免許の修得にはどんなに実技や筆記での成績がよかろうと
最後の性格診断をパスしないと通ることが出来ない。だから…
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