ダイヤ「クリスマスのサンタさま」千歌「……え?」
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3: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/12/28(金) 05:32:40.49 ID:61VgGgXt0
……12月24日。クリスマスイブ。聖夜と言う名の恋人たちの夜。
千歌「え……クリスマス、一緒に過ごさないの……?」
ダイヤ「え、ええ……まあ、その、いつも家で過ごす習わしと言いますか……」
千歌「……」
私はてっきり一緒に過ごせるものだとばかり思っていたため、恋人のダイヤさんの言葉を聞いて、顔を顰めた。
ダイヤ「あ、あの……千歌さん?」
千歌「……ふーん、ダイヤさんは恋人よりも家族なんだね」
ダイヤ「い、いや、そういうわけでは……」
千歌「別にいいよ。ダイヤさんってそういうタイプだもんね」
ダイヤ「そ、その……」
思わず皮肉たっぷりな言葉を口をついた。
でも今思えば……
ここで大人しく引き下がっていれば、
千歌「いいもん……チカに魅力がないのがいけないんだもん……」
ダイヤ「そ、そんな……!! わ、わかりましたわ!! イブは一緒に過ごしましょう!!」
千歌「……ホント……?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ! 家族も説得しますわ!」
千歌「……なら、お泊り」
ダイヤ「泊り……。……ええ、構いませんわ」
私は聖夜にあんな目に遭う事はなかったのに……。
* * *
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