男「恋愛? してる暇もねぇよ」
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7: ◆sIp4df23h.[saga]
2018/12/26(水) 18:14:41.44 ID:8aWmrgWAo
ガチャ

男「楽しそうだな。仲良くなってくれて良かった」

妹「兄さん! 私は兄さんとお母さんと弟がいるだけで良いんです! こんな女が家族の絆に入り込んでくるなんて言語道断です!」

弟「そうだよ兄さん! 今まで四人で仲良く頑張って来たじゃないか!」

男「まるで俺がお前らの親で、どこぞの誰かと再婚するみたいだな。いやまぁ良いや、先輩なんか嫌いな食べもんあります?」

女先輩「ううん、何でも食べれるよ!」

男「なら良かった。聞くの忘れてたもんで」

女先輩「男君の手料理……なんだよね? 楽しみだなぁ」エヘヘ

男「雑な男料理っすけどね」

パタン

弟「オイコラ女ぁ……兄さんに色目使うなつったよなぁ……?」

女先輩「ひぃっ」

妹「弟、今はとりあえず忘れなさい。この女に恐怖を叩き込むのは後よ」

女先輩「後も止めてほしいんですけど!?」

弟「……よし。恨みっこなしのジャンケンだからな」

妹「当たり前よ。今日は勝つわ」

女先輩「え、なに? 何が始まるの……?」

最初はグー
ジャンケン……ぽん!

女先輩←グー
妹←チョキ
弟←チョキ

妹「」

弟「テメェクソ女ァ!」

女先輩「なになになんでぇ!?」ヒーン

妹「『料理中の兄さんに甘えてあーんして貰うジャンケン』……貴女はその神聖な儀式に水をさした……極刑よ、極刑ものよこれは!」バンッ

女先輩「なにそのジャンケン!? 毎日そんな羨ま……迷惑なことしてるの!?」

弟「許せねぇ……こんなもん受け入れられるか!」

妹「ダメよ……ダメよ弟。ジャンケンの結果を覆す、なんて前例を作ってはダメ……それをしてしまったら、また私と貴方は戦争状態になってしまうわよ……!」

弟「く、クソがぁ……! テメェこのアマ!」

妹「早く行きなさい……今すぐ! 兄さんにあーんして貰ってきなさい! これは命令よ!」

女先輩「すっごい無茶苦茶!」


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