男「恋愛? してる暇もねぇよ」
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6: ◆sIp4df23h.[saga]
2018/12/26(水) 18:01:53.21 ID:8aWmrgWAo
ガチャ

男「ただいまー」

妹「兄さん。お帰りなさい」

弟「妹! やべーぞ! 敵だ!」

妹「敵? いきなり何よ、頭大丈夫?」

女先輩「……お邪魔します」

妹「………………」スン

女先輩「(ひいっ!? なんか凄い冷たい視線!?)」

妹「……兄さん、誰ですかそいつ?」

男「そいつって言うなっての。職場の先輩だよ。挨拶しろ」

妹「……それはそれは。わざわざ職場から着いてきたの? 大したストーカーぷりね」

男「もうわかったと思うけど妹も人見知りなんだ。本当似た者兄妹だろ?」

妹「兄さん! ここは私たちの愛の巣です! 知らない人を入れるなんてどういうことですか!?」

弟「そうだよ兄さん! こんな現実到底受け入れられないよ!」

男「飯作るからちょっと待ってろよー」

妹「無視しないでください兄さん!」

男「すいません先輩、そいつらの相手してやっといてください」

女先輩「凄い難易度高いこと要求するね!? 任せて!」

パタン

弟「おうとっとと帰れや……」

女先輩「一言目からもう仲良くできない!」

妹「兄さんを奪うつもりなら、相応の覚悟をしてもらうわ。私、これに関しては本気で遠慮する気無いから」

女先輩「やると言ったらやる凄みを感じる!」

弟「はーほんとしんどいわ。兄さんとの至福の時間を邪魔されるとかほんとしんどい。死んでくんねぇかな」

妹「私がやってあげようか?」

女先輩「何するつもりか分からないけど止めよう! 仲良くしよう!? 私男君のこと取る気なんて無いから!」

妹「嘘ねそれ。兄さんを見る目がほんと気持ち悪いもの。雌のそれだったわね」

女先輩「雌の!?」

弟「俺らん目が誤魔化せると思ってんのかよ。エロいことしてーって伝わってくんだよ」

女先輩「そこまでじゃないよ!?」

弟「じゃあなにしてーの?」

女先輩「…………手を、繋いだり……?」

妹「有罪。どうしようかしら?」

弟「俺がバラすから消す方法考えとけ」

妹「分かったわ」

女先輩「不穏すぎて辛いよ!」

妹「……と、言うのは冗談だけれど。今日は仕方ないけれど、今後兄さんに二度と近づかないって誓ってくれるかしら」

女先輩「そんなん無理だよ! 職場一緒だし! それに、男君とは仲良くしたいし……」

弟「マジかよ……妹、やべぇぞこいつ。ここまでやっても引いてる気配がねぇ!」

妹「無駄に年重ねてるだけあって精神的に余裕があるみたいね……ここじゃ兄さんに気付かれるわ、忘れた頃に……」

女先輩「何されるのかな!?」


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