15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/24(月) 22:44:05.77 ID:dEp6YdU10
「お気持ちはとても嬉しいのですが……」
「なんでもする! なんでもするから!!」
その言葉は本心だ。目の前の少女を助けたい。
「ですが、これは私の問題で……」
「余計な、お世話だったか……?」
「その言い方は……ズルいです」
ズルくてもいい。そこまで人間は出来てない。
どうせ、ゲス野郎さ。とことんゲスになろう。
それで、苦しむサンタ娘を助けられるならば。
「でしたら、笑わないでください」
「えっ?」
「これから事情をお話しするので、何を聞いても、笑わないでください。約束出来ますか?」
何を言うかと思えば、そんなことか。頷いた。
「ああ、約束する。俺は絶対に笑わない」
「それなら、ご説明致します」
「ああ、聞かせてくれ」
「実は……ずっと、うんちを我慢してまして」
「おっ?」
「で、ですから……うんちがしたいのですよ」
おいおい、待ってくれよ。笑うなって?
「フハッ!」
そりゃあ、無茶だろうよ。愉悦が漏れた。
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