勇者「彼は正しく英雄だった」
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389:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 23:46:24.36 ID:IrdoZQX9O

魔法使い「勇者、ごめん……」

勇者「突然どうした?」

魔法使い「だってさ、後ろから刺すなんて嫌な役目を押し付けちゃったし……」

勇者「君が策を授けてくれたから戦士も師も死なずに済んだ。必要なことだったんだ、気にするな」

▼魔法使いは瞼を擦っている。

勇者「……さあ、早く戦士の所に行ってやれ。俺は此処で師の様子を見る。まずは傷を塞がないと」

魔法使い「そ、そうだね。傷口にはこれを貼り付けて縛って、何かあったらすぐに言ってね」

勇者「ああ、任せてくれ」

▼勇者と魔法使いは戦士の下へと駆け出した。



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