勇者「彼は正しく英雄だった」
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176:名無しNIPPER[saga]
2019/01/15(火) 22:33:00.18 ID:RyAmNbjwO

▼傭兵は頷いた。

女騎士「ふむ、貴公の言葉だと、こちらより女性が受け入れられているように思えるな」

女騎士「自主性の強い女性が多いようにも思える。いつかは会ってみたいものだ」

▼傭兵は魔法使いのことを話した。

女騎士「十六? 随分若いのだな。驚いたよ。十六か、私の六つ七つ下だ……」

女騎士「しかし残念だな、そのような女性にこそ魔術騎士団に入って欲しかった」

女騎士「傭兵の低年齢化は社会問題になりつつあるし、軍でも世代交代を計らなければならない頃合だろう」

女騎士「ふむぅ……」

女騎士「す、済まないな。聞かれてもいないことを長々と語ってしまった……」

▼傭兵は首を振った。

女騎士「ためになる? そ、そうか? こういう話しか出来ないのだ。済まない……?」

女騎士「ああ、あれが教会だ」

女騎士「そうだな、勇者様の説得が終わるまでは二人だけでの警護となる。一刻も早く軍の警護が戻ることを祈ろう」



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