とある3馬鹿の非日常
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13:名無しNIPPER
2018/12/25(火) 23:41:25.33 ID:2SWLC/Bb0
――

絹旗「ペナルティ無しってどんな風の吹き回しなんですか? 逆に怖いんですけど」

麦野「無しというより私達の上が統括理事会から除名されたのよ。
   アイテムは吸収されて、相手側の暗部の下につく形になった。
   気に食わないけどね。やる事は今までと同じだとよ」

フレンダ「でも、結局はその上についてる奴らからパシられる
     事になるんだから仕事量的には増えるってわけよ」

麦野「じゃ、あんたが文句言ってくれば?」

フレンダ「……結局、命があるだけ儲けもんだよねー」

絹旗「その暗部はなんていうグループ名なんですか?
   あの時のゴリラ3人組ですよね?」

麦野「聞いてないわ。聞く必要も無いと思ったし。気になるの?」

絹旗「もし……知っていたら聞きたかっただけです。
   超不意打ちでしたが、私達に勝ったんですから」

麦野「思うところは私もあるわ。能力使えなかった点は特にね。
   ただ、変に興味を持つと身を滅ぼすわよ」

絹旗「分かってます。すみません、超失言でした」

滝壺「あっ」

絹旗「どうしました滝壺さん?」

滝壺「多分、あるやんが居る」

絹旗「あるやん? 誰ですその人」

滝壺「ゴリラの覆面の一人」

絹旗「!? 本当ですか!?」

滝壺「うん。AIM拡散力場が不自然に途切れてる場所がある。あの時も同じだった」

麦野「……絹旗、フレンダ。止めときなさい」

フレンダ「私何も言ってないよ!?」

麦野「凄いそわそわしてるじゃない」

フレンダ「うっ……や、やっぱり気になるっていうか……。遠目で見るのも?」

麦野「駄目。要らない事を知って死んだ奴を何人も見てきたでしょうが」

滝壺「大丈夫だよフレンダ。あるやん、この店に入って来ると思うから」

フレンダ「やたっ! これならいいよね!」

麦野「はぁ……。注視はしないこと。普段通りの振る舞いをすること。いい?」

フレンダ「うんうん! 守る守る!」

麦野(でも、本当に偶然? 始末するならあの時やっているだろうし、
   顔合わせ? いや、面が割れてない奴らがするメリットが無い。
   だとしたら? こんな所で遭遇するなんて……よっぽど運が悪いとしか……)



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