18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:45:52.93 ID:uEGK3sYu0
「佐々木、もしかして疲れてるの?」
「ああ、僕はとても疲れている。異変を感じてから情報収集に奔走して、もうクタクタだよ」
そう言って、私のベッドに倒れ込む佐々木。
その際、何を思ったのかこちらの手を引いた。
虚を突かれて、私もベッドに転がった。
「きゃっ! いきなり引っ張らないでよ!」
「いいから、大人しくしたまえ」
尊大な口調で、佐々木はマウントを取った。
つまり、私のお腹の上に乗ってきた。
こちらを見下ろし、そっと頬を撫でてくる。
「ふん……随分と、可愛くなったものだね」
「佐々木……?」
「キミはこの現状に不満はないのかい?」
「私は、別に……」
「なら、今から僕に何をされてもいいわけだ」
なんだ、その暴論は。断固、抗議するぞ。
「佐々木、冗談はやめて」
「冗談ではない。キミがそれを望んだんだ」
「私はこんなこと、望んでない」
「女同士で戯れたいのだろう? お見通しさ」
だんだん、佐々木の綺麗な顔が近づいてくる。
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