北条加蓮「藍子と」高森藍子「今日までのカフェで」
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13:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:29:22.40 ID:cKoc2WBg0
加蓮「廃墟かぁ。そういうのが好きな人にとっては、穴場スポット! とかに……。ならないよね、さすがに」
藍子「どうなんでしょう……。ホラースポット巡りが好きな方には、いい場所かも?」
加蓮「小梅ちゃんみたいな?」
14:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:29:53.22 ID:cKoc2WBg0
藍子「よかった。加蓮ちゃんがそういう言い方をするってことは、あの人は幽霊じゃなくて、ちゃんとした人だってことですよね」
加蓮「さー、どうだろうねー」
藍子「もしかして、私を勇気づけてくれるために……?」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:30:22.45 ID:cKoc2WBg0
藍子「ねえ、加蓮ちゃん」
加蓮「うん」
藍子「加蓮ちゃんは……。自分が変わったって思うことは、ありますか?」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:30:52.31 ID:cKoc2WBg0
藍子「……」
加蓮「……あの。そこで真顔になるのやめて? すっごい恥ずいんだけど」
藍子「あ、ごめんなさいっ。そういうことではなくて……」
17:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:31:22.46 ID:cKoc2WBg0
藍子「……隠していること、っていうのも、ちょっと違うかもしれませんね」
藍子「隠していることではなくて、考えていること……? とか、かな? とにかく、加蓮ちゃんの顔を見たら分かることが多かったんです」
加蓮「あーそーいえばそーだったかもねー」
18:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:31:52.90 ID:cKoc2WBg0
加蓮「分かるじゃん。私のやってること。今の分かんなかったらどうしようって思ってたのに」
藍子「分からなかったら、どうするつもりだったんですか?」
加蓮「とりあえず……泣き真似?」
19:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:32:22.44 ID:cKoc2WBg0
加蓮「分かんない、か……」
藍子「加蓮ちゃんは、今、私の考えていることって分かりますか?」
加蓮「"こんなめんどくさい子なんかよりPさんに会いたいなぁ"」
20:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:32:52.38 ID:cKoc2WBg0
藍子「……やっぱりわかりませんよ。加蓮ちゃんのこと」
加蓮「何が?」
藍子「なんでそんなに自然に、自分のことを悪く言えるんですか。冗談でも、本気でも。まるで何度も言い慣れてるみたいに」
21:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:33:22.72 ID:cKoc2WBg0
「……なぁ」
加蓮「ん?」
藍子「あ、店長さん……」
22:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:33:52.41 ID:cKoc2WBg0
「コラム、書いてるんだってな。カフェの」
藍子「へ? あ、はい……」コク
「そうか……」
23:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 18:34:22.63 ID:cKoc2WBg0
「……」
「……横槍ついで、というかな」
「聞いてほしい話があるんだ」
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