【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
↓
1-
覧
板
20
8
:
◆/rHuADhITI
[saga]
2018/12/04(火) 23:23:04.69 ID:I+Xf9OEw0
甜花「それなら……やってみたい、です」
甜花「あ、あと……その、ごめんなさい……」
P「……? 何で謝ってるんだ?」
甜花「プロデューサーさんに、また迷惑かけちゃったから……」
P「ああ、なるほど。気にしなくていいぞ。迷惑かけられるのも仕事だからな」
P「それでも何か言ってくれるなら……そうだな、こういう時は感謝の言葉の方が嬉しい」
甜花「あ、ありがとう……プロデューサーさん……」
P「どういたしまして、だ」
P「よし、それなら善は急げだ。十五分後には出るぞ」
甜花「う、うん……」
そう言って、プロデューサーさんはそそくさと準備に取り掛かる。
その背中を見ていると、申し訳なさが込み上げて来た。
ああは言ってくれたが、そう思ってしまうのは止められない。
なんというか、性分なのだろう。
それに加えて、これから知らない場所に行くと思うと、段々と緊張もしてきて……
千雪「甜花ちゃん、えい♪」
甜花「……わ……!」
千雪さんに、急に手を掴まれた。
掴まれたというより、包まれたと言った方が正確かもしれない。
手の平から千雪さんの暖かさが、ゆっくりと伝わってくる。
千雪「甜花ちゃん、少しでも『やりたい』って思えたなら……」
千雪「楽しむこと、忘れちゃダメですよ? 千雪さんとのお約束です」
千雪さんが、優しく微笑んだ。
P「千雪ー、ちょっと聞きたいことがあるんだが……」
千雪「あ、はい! 今行きます!」
千雪「それじゃあ甜花ちゃん、頑張って来てくださいね」
手が離される。
それでも両手はまだ、ほんのりと暖かい。
あまりに短い間の事だったのに、気分は不思議と落ち着いていた。
甜花(あ……)
甜花(……お礼、言い忘れちゃった……)
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
193Res/208.64 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543932346/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice