【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
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7: ◆/rHuADhITI[saga]
2018/12/04(火) 23:20:59.82 ID:I+Xf9OEw0

お芝居と聞いて、以前にやったお仕事の一つを思い出した。

甜花「学園ドラマのエキストラ……覚えてる……?」

甜花「前に、甜花がやった……」

あれは確か、甜花がソロの仕事を始めたばっかりの頃。

全然思うように出来なくて、プロデューサーさんに弱音を吐いた事を、よく覚えている。

P「もちろん忘れてないよ。あの事が、どうかしたのか?」

甜花「その、甜花……エキストラの役すら、ちゃんと出来なかったよね……」

甜花「それなのに……もっと大事な役なんて、出来るのかな……?」

あれ以来、お芝居の仕事はあまりやっていない。

しかしプロデューサーさんは、当然だと言わんばかりに断言した。

P「できるさ。あの時も言ったが、甜花は磨けば光る子だ」

P「あれから、色んな仕事をしただろ? だから、きっと大丈夫だよ」

甜花「でも、お芝居の仕事は……」

P「していなくても、他の経験はちゃんと積めている」

P「問題は、甜花がやりたいかどうかだ」

やりたいかどうか。

そういう話なら、勿論やってみたい。

やってみたいと思うけど……

甜花「……自信ない、です」

正直な気持ちだ。

素直に言葉にして、落胆されると思った。

そう思ってプロデューサーさんの方を見たが、その様子はない。

腕を組んで、考え込む仕草をしている。

その状態のまま、数十秒ほど経った。

P「そう、だな……」

P「やりたくないわけじゃ、無いんだよな」

甜花「うん……」

P「それならこうしよう。今日明日と舞台稽古に参加して、無理そうなら断る」

P「つまり、お試し期間だな。最終的にどうするかは明日の夜に決める」

甜花「そんなこと……できるの……?」

P「普通は絶対に無理だ。提案しただけで、間違いなく先方に怒られる」

P「だが、今回ばかりは何とかするよ。それでどうだ?」


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