【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
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65: ◆/rHuADhITI[saga]
2018/12/07(金) 22:37:53.43 ID:FY/Mf+h+0

それから数日して、国中に再び御触れが出されました。

その御触れは、ガラスの靴がピタリとはまる娘を探し出して、お妃として迎え入れるというものです。

それを聞いて始めて、シンデレラは、サンドリヨンの本心を知りました。

シンデレラは急いで、片方だけのガラスの靴を持って湖のほとりに向かいます。

その場には、やはり老婆がいました。

湖のほとりに足を踏み入れると、またも服や持ち物が、綺麗な物に変わっていきます。

シンデレラはそれらに目もくれず、老婆に深く頭を下げてから、ガラスの靴を湖に投げ入れました。

すると魔法は立ち消えて、シンデレラは、いつもの見すぼらしい姿に戻っていました。

そうして、二度目の御触れは、空振りに終わりましたとさ。



夏葉「……というのが、大まかな粗
筋になるわけだけど」

智代子「う、うーん……? 分かるようなー、分からないようなー……」

果穂「むむむ、むつかしいです……」

凛世「王子様は、報われないのですね……」

場所は喫茶店の一角。

私の相談事の為に、この三人に集まってもらっている。

相談事いうのは、舞台劇『シンデレラとサンドリヨン』について。

私が悩んでいる姿を見かねた智代子が、この場を設けてくれたのだった。

とはいえ、皆が皆それぞれ忙しい身である。

多くの時間を割いて、一から台本を読んでもらう訳にもいかない。

そこで、物語の要所をかいつまんで語ったのだが……



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