22:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:40:14.18 ID:27ag2P9ZO
??「ふんふん〜……あ、やっぱ倉庫の鍵開いてる…そりゃ職員室に無い訳だよ……」
??「えっと……カラーコーンはあるかなっと…」
23:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:41:00.53 ID:27ag2P9ZO
善子「(それからの事は、あまり覚えていない)」
善子「(砂だらけの床で痛みにのたうちまわっている所を、見ず知らずの人に半ば背負われるようにして保健室まで運ばれた)」
善子「(足が割れるような痛みに歯を食いしばって耐えて続けていたので、私には顔も、背格好も確認する余裕がなかった)」
24:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:41:40.18 ID:27ag2P9ZO
善子「あ、えっと……どうして倉庫なんかに?」
曜「あー…ちょっと部活に使うためにカラーコーン借りようとしてさ、そしたら倒れてたからびっくりしたよ」
善子「あ、ありがとうございます」
25:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:42:17.52 ID:27ag2P9ZO
曜「あ、千歌ちゃん…こめん、ちょっと人助けしてね」
千歌「人助け?」
曜「倉庫に行ったらこの子が倒れててさ、だから保健室まで付き添ったんだよ」
26:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:42:57.51 ID:27ag2P9ZO
【帰り道】
善子「(何故か3人で帰ることになった……)」
27:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:43:26.48 ID:27ag2P9ZO
千歌「ふんふん〜♪」
曜「千歌ちゃんご機嫌だね?」
千歌「そりゃあね、なんとあの梨子ちゃんが後一歩で入ってくれそうなんだよ!」
28:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:44:02.52 ID:27ag2P9ZO
千歌「次のバスは20分後……じゃあ私歩いて帰るね」
曜「そっか、お疲れ〜千歌ちゃん」
千歌「うん、またね曜ちゃん」
29:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:44:32.51 ID:27ag2P9ZO
曜「バス停も同じだしめちゃくちゃ近いじゃん!」
善子「あはは…そうですね」
30:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:45:08.32 ID:27ag2P9ZO
曜「じゃあさ!明日一緒に登校しようよ!いつも何時のバスに乗ってる?」
善子「ええと…7時25分のバスです」
曜「あー…私より一本早いのか、了解!ちょっと早起きするね!」
31:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:45:50.00 ID:27ag2P9ZO
善子「(私の知り合った先輩は、嵐のように距離を詰めて来る人間だった)」
善子「(砂と埃まみれになって、足を痛めて、先輩の知り合いが2人できて)」
善子「(そのうち1人とは一緒に登校することになって)」
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