【ミリマス】チハヤ「さあ、みんな。お茶会にしましょうか」【EScape】
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10
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名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:42:32.54 ID:9NlEZLcr0
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『……セリカ。お前は自分が何を言っているか分かっているのか』
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:43:37.17 ID:9NlEZLcr0
マザーの許可を得て、私はすぐにデータを集めました。
ミズキたちの製造データと、登録されている限りのキサラギチハヤのデータ。
データさえあればミズキたちはまったく同じものを作れます。
チハヤも、外見と人格はまったく同じに。
そうして私は、記憶以外を完全に再現した四人を作り出したのです。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:50:54.96 ID:9NlEZLcr0
そうして、四人は一緒に生活を始めました。
あの子たちが暮らす屋敷はもちろん、チハヤが暮らしていたものを再現したものです。
これが……私の考えた拙い罪滅ぼし。
姿かたちを似せただけの四人の幸せを守ることに、私のアンドロイドとしての一生を費やすこと。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:54:27.60 ID:9NlEZLcr0
《□月△日 ミズキ》
チハヤ「ミズキ、もう準備はいいかしら」
ミズキ「はい、チハヤ。お待たせしました」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:57:13.46 ID:9NlEZLcr0
ミズキ「――次は、あちらのお店でしたね。お肉を買うお店です」
夕飯の買い物を一つのお店で済ませることはありません。
チハヤがいろいろと調べて、最も適切なお店を選んでくれたのです。
買う商品ごとにお店を変えるので時間もそれなりにかかります。
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 20:59:09.47 ID:9NlEZLcr0
チハヤ「ふふっ、ごめんなさい。だけどその方が安く済むし、おいしいんですもの」
ツムギ「そうですね。確かにチハヤの選んだ食材を、チハヤが使って作られた料理は絶品です」
ミズキ「そのとおりです。性能に個体差があるとは言え同じアンドロイドのはず。
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 21:00:49.16 ID:9NlEZLcr0
シホ「チハヤ……。そ、そう、ありがとう」
チハヤ「それから二人も、褒めてくれてありがとう。
でも、最近はあなたたちの料理もどんどん上手になっていってるわ」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 21:02:11.68 ID:9NlEZLcr0
チハヤの言うとおり、もう目の前に目的の店がありました。
想定していたよりもずっと早く感じましたが、実際にかかった時間はいつもと変わりありません。
みんなと会話をしながらだと、なぜか時間が短く感じる。
不思議です。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 21:03:26.32 ID:9NlEZLcr0
一同「……!」
突然、後方で大きな音がしました。
私たちが振り向くと、そこには、横転した車がありました。
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 21:05:20.57 ID:9NlEZLcr0
チハヤ「? サイバーパトロールが来てくれなかったことがあったの?」
ミズキ「え……?」
何気なく口をついて出てきた、私の言葉。
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/12/03(月) 21:08:06.78 ID:9NlEZLcr0
シホ「いえ……ごめんなさい。なんでもないわ。
それより、急がないと夕食が遅れてしまうわよ。早く買い物を済ませてしまいましょう」
ミズキ「……そうですね。行きましょう」
以下略
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