食蜂「1番幸せな時代」
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62:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 13:44:45.03 ID:gkR74Bzm0
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食蜂「何よここぉ……」

映像研と音響研が最新技術の粋を集めて作った新感覚ホラー、絶叫する事間違い無しという、
キャッチフレーズはどこぞのワインメーカーのように毎年様変わりしていた。
毎年、一定の人気を誇るこのおばけ屋敷は人を使わず、
立体映像・音響のみでどれだけ怖がらせられるかという試みのもとに製作されていた。

上条「前から気になってたんだよなー」

明日、遊びに行かないか? という珍しい誘いに舞い上がっていたのも
店の前まで。特段何か期待してたわけではないが、
それでもまさかこんな所につれて来られるとは夢にも思わなかった。
所謂、幽霊というものの存在については信じてはいないのだが、
これは理屈ではないのだ。とどのつまり、怖いものは怖いのだ。

食蜂「ほ、本当に入るのぉ?」

上条「平気だって。ここは人が驚かせるタイプのおばけ屋敷じゃないそうだし、
   いざとなれば、目と耳を塞いでおけばいいんだから」

食蜂「う、うん……」




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