食蜂「1番幸せな時代」
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61:名無しNIPPER
2019/01/05(土) 13:43:30.65 ID:gkR74Bzm0
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気がつくと写真を手にとって眺めていた。
まるで小学生のような初々しさで青春模様の欠片も見れない写真だったが
これはこれで変に嘘くささがなくて良いと思う。
防災ホイッスルから始まってこれで2つ目。
傍から見るとなんて事のない物だが、自分にとってはあの人との
物語を語る上で外せない大事な大事な一片。
これからは何を手にするのだろうか、そう考えるだけで胸が
少し熱くなったが、今日はこれくらいにしておこう。
彼女は手にしていた写真を丁寧に机の上に置き、
僅かに口角あげてゆっくりと瞼を閉じた。



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