食蜂「1番幸せな時代」
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3:名無しNIPPER
2018/11/24(土) 02:10:51.15 ID:Ts5cOl6K0
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上条「……あの……食蜂さん? そろそろお話をいただきたいのですが……
   あまり遅くなりすぎると命に関わる問題が発生しそうでして……」

食蜂「わ、分かってるわぁ! こっちだって言いたいのは山々なのに
   緊張力が高まりすぎて言葉が出てこないのよぉ!」

上条「さいですか……」

食蜂(そもそもこんな事になるとは全くの想定外だったのよぉ。
   今日だってただ一喜一憂して終わる事になると思っていたのに……。
   なんだか昔読んだ少女マンガの展開に似てるわねぇ……)

食蜂(……ただ、あのヒロインと違って私が積み上げてきたものは高くない。
   私に向いている感情はお世辞にも愛情とは言えないわよねぇ。
   あまりにも分が悪すぎる勝負だわぁ)

食蜂(けれど……何故、思い出してるのか分からない……。
   明日にでも忘れてしまうような不安定な状態なのかもしれない。
   伝えられず、明日からまた繰り返す事になったら一生後悔する事になるでしょうねぇ……)

食蜂(……)

食蜂「……連絡先を……教えてほしいのよぉ」

上条「……いいけど……それだけ?」

食蜂「それだけって何ぃ! 乙女にとっては大事な話なのよぉ!」

上条「いてっ! 怪我人だから! 上条さん怪我人だから! その硬すぎる鞄で攻撃するのやめてぇ!」



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