16:名無しNIPPER
2018/11/28(水) 03:03:20.81 ID:tguG+q+p0
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御坂「げっ、食蜂……」
食蜂「あらぁ……。御坂さんじゃなーい。嫌な偶然ねぇ、こんな所で会うなんて」
食蜂「も・し・か・し・て、あの人に会いに来たのかしらぁ?」
御坂「は、はぁ!? ちちち違うわよ!」
御坂「この公園にはたまたま……そ、そう! たまたま好きなジュースが売ってたのを思い出して
寄っただけよ。だ、誰があの馬鹿がいるかなんて見にきたりなんか……」
食蜂(……私が御坂さんとの相性最悪な一番の要因ってやっぱりこれよねぇ。
人が喉から手が出るほど欲しかった関係力をあっさりと手に入れて
まざまざと見せ付けるような言動をして……当然自覚力は無いんだろうけど……)
御坂「あ、あんたこそこんな所で何してんのよ!」
食蜂「……べっつにぃ? ただ、散歩してただけよぉ?」」
御坂「散歩? あんたが取り巻き一人も付けないで?」
食蜂「乙女には一人になりたい時もあるんだゾ。あっ、ごめんなさーい。男の子の御坂さんには分からないかぁ」
御坂「だっれが男だぁぁぁ!!!」
食蜂「いやん、こわーい☆」
食蜂「でもぉ、あんまりビリビリしないほうがいいんじゃなぁい?
そこのお掃除ロボット君が明らかに挙動不審な動きをしてるし」
御坂「あっ、やば……」
食蜂「仮にも品行方正がスタンダードな常盤台のお嬢様が器物破損なんて許されるのかしらぁ?」
御坂「あんたのせいでしょうが!! あんたが変に絡んだりしてこなきゃ! って、ほんとにやばそうね…………」
御坂「……よし、逃げよう」
食蜂「えっ? に、逃げるのぉ!?」
御坂「当たり前でしょ! 寮監にばれたらただじゃすまないし!」
食蜂「ちょ、ちょっとぉ!!」
食蜂「も、もうあんな所に…………。ふ、ふん! 足が速いからって何だっていうのぉ!?
社会に出たら備考欄にすら入れられないステータスじゃない!」
食蜂「…………」
食蜂(でも、確かに撤退力高めの案件よねぇ。あの動き的に対物センサーでも壊れたのかしら?。
異常検地されるまではあの状態だろうし、お掃除ロボットに掃除されたなんて
不名誉な称号は断固として拒否よぉ。よし、向こうに行ってるうちに……)
「いてっ!! な、なんだ!?」
「掃除ロボット!?」
「あー!!! やめてくれぇぇぇ!!」
「それはごみじゃなくて今日の晩飯なんだよぉ!」
「インデックスとオティヌスがすっごい楽しみにしてたの!
もといそれが無くなったら心身の無事は保障されないの!」
「だから返してくれぇぇぇ!!」
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